「立腹の日々」閉店後の不定期日記 250208

2025/02/08 ブログ

理由は不明、というか単なる偶然だろうけれども、2月に入ってからちょっと上手くいかない事や些細な事が重なり、立腹の日々が続いている。

 

端的に申して、ちょっとしたスレ違いによる相互不理解だと分かってはいるし、コチラに非があれば反省もしている。しかし、理屈だけではない、感情が左右するのも人の性。なかなか上手くいかないものである。

 

とりわけ日本は情緒の国、日本人は情緒の人だと常々感じている(やや粘着気味)。人の情けを大事にするのだが、時には過剰なほど感傷的になり、整然とした理屈を覆す判断もなされたりする。情緒を優先するあまり、理屈や理性との境界が曖昧にもなる。この曖昧な部分を残したままだと後々になって齟齬が生じる原因となる。

 

物事を推し進める時は合理的な日本人も、トラブルや停滞が生じると情緒が邪魔して非合理となり、解決策が錯綜し、やたらと時間を要してしまうこともある。

 

 

 

立腹した時、それを考え続けるとさらに立腹が膨れ上がる。

もー腹が立って腹が立って仕方がないくらい。

 

これを静めるには、何か他事に没頭して一瞬でも忘れるか、甘いモノでも食べるか、さっさと寝てしまうしかあるまい。睡眠時に前日の事柄を脳が整理していると医学的に証明されているのだとか。翌日に先送り、先延ばしすると言えば聞こえはよろしくないが、悪い事ばかりでもない。

 

 

 

立腹と言えば、2月7日は「北方領土の日」である。尖閣諸島や竹島と並び、いや、むしろより大きな問題と言えよう。一向に解決の糸口は掴めないし、先行きも全く見通せないまま長い年月を経ている。拉致問題と同様に諦めに近いムードも漂ってしまっている(決して諦めてはいけないが)。

 

 

なぜ解決へと向かわないのか。それは、どれだけ歪であろうとも、どれだけ湾曲していようとも、歴史認識が異なるからである。こちら側の認識が伝わらないからである。

 

戦勝国は勝ち取った領土だと主張し、それが歴史となり、教育していく。

敗戦国は奪われた領土だと主張し、それが歴史となり、教育されていく。

 

片方が当然の事だと主張しても他方からは全くあり得ない、受け入れられないとなる。事実は1つなのに見る角度によって変わってしまう。見る角度によって、立場が変わることによって正義が変わってしまうのである。しかも、単なる主張だけでなく政治的な思惑が内包されるため、余計にややこしくなる。

 

 

 

しかし、敗戦国であっても、過去の反省はしたし今後もするけれども、それでも北方四島がかつて日本の領土だった事実は変わらない。

 

解決の糸口さえ今は掴めないけれども、歴史は動く。歴史は変わる。

 

そのタイミングを逃さないために普段から地味ながらも地道な活動を継続するしかない。そうした活動の積み重ねがあってこそ、いざという時に運が味方するであろう。

 

 

 

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2024年までXに投稿していたマツヤ代表・鈴木の不定期な”日記”を2025年からはブログで呟くことにしました。

 

あくまでも心の内をボソっと呟くものにつき、敬語は用いず、「です・ます調」の表現も省き、敬称略となりますことをご了承いただきたく存じます。

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