「2月……一年の1/12が早くも終了」閉店後の不定期日記 250201
大晦日から元旦を迎え、初詣に出かけたかと思ったら1月が終わってしまい、もぅ2月である。
早い……早過ぎる。
若い方だとあまり感じないかもしれないが、年を取れば取るほど一日が早く、一週間が早く、一ヶ月が早く過ぎ去っていく。同じく一年も早く過ぎ去っていく。そしてまた1つ年を取る。五十路を過ぎてしばらくはさほど感じなかったものの、還暦が近づくともはや誕生日など祝い事と言うよりカウントダウンである。
……何に向けてのカウントダウンなのかはお察しいただきたい。
その昔、とあるフランスの哲学者が『ビーカー理論』なるものを提唱した。人の一生をビーカーにたとえ、同じスピードで水(人生)は注がれる(流れる)のだが、例えば5歳の目盛り「5」では次の目盛りまで水が到達するのに時間がかかり、50歳の目盛り「50」だとあっという間に次の目盛りへ達する、それだけ年齢とともに人生は早く流れていくのだと……。
これをGoogle先生に質問しても答え(検索結果)が出てこない。
誰かから聞いたような記憶はあるのだが、イマイチ判然としない。
しかも、よくよく考えてみれば5歳と50歳とでビーカーのサイズが同じなのはおかしな気がする。人としての器が子供と同じかよ!とツッコまざるを得ない。まぁ、哲学者の考えなので物理法則は無視して概念を伝えたかったのかもしれないが、そんな事よりも検索して出てこないのだから、この理論自体が実に怪しい。
モーレツにどーでもいい余談で脇道に逸れてしまったが、それだけ時間というのはゆっくりなどしていないし、有限なのだと言いたかったのである。タイム・イズ・マネー。
次に「旬の味 2月」でGoogle先生に聞いてみたら、AIがこんな答えを出した。
2月の旬の食材には、魚介類や野菜、果物などがあります。
魚介類
サバ、ヒラメ、シラウオ、カキ、寒ブリ、マダイ、サワラ、カジキ。
野菜
キャベツ、高菜、菜の花、チヂミユキナ、ブロッコリー、水菜、大根、ニラ、白菜、ねぎ。
果物
はっさく、ポンカン、みかん、いちご、りんご、柿、ぶどう。
2月の旬の食材を使った料理には、カキフライや寒ブリの煮魚、マダイの塩焼き、サワラやカジキの西京焼きなどがあります。
肉料理を得意とするマツヤだが、畜産物に旬は存在しないのでちょっと残念。
この検索結果を眺めていると「チヂミユキナ」で目が止まった。
ん?チヂミユキナ?なんだ?
これも先生に聞いてみた。
雪菜の中でも、5度以下の気温に10日間以上当てたものが「ちぢみ雪菜」として収穫されます。寒さに強く、冬場には霜に当たることで、甘味が増します。甘味の中にほのかな苦味が感じられ、葉は柔らかく、茎はシャキシャキとした食感で、さまざまな調理方法で食べることができます。
仙台で古くから栽培されているらしい。
1つ前の投稿で味噌を話題にした。名古屋人にとっては当たり前という内容だったが、チヂミユキナも仙台の方々には当たり前の野菜なのかもしれない。
他を見てみると、「サワラ(鰆)」や「菜の花」といった食材が出てくる。寒さが一段と厳しさを増す2月であっても春の到来を感じさせる旬が顔を出すのである。
ここで話が冒頭へ戻る。
えぇっ、もぅ春が来ちゃうの?
早い……早過ぎる。
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2024年までXに投稿していたマツヤ代表・鈴木の不定期な”日記”を2025年からはブログで呟くことにしました。
あくまでも心の内をボソっと呟くものにつき、敬語は用いず、「です・ます調」の表現も省き、敬称略となりますことをご了承いただきたく存じます。
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