選挙へ若者が行った方が良い理由

2022/06/07 ブログ

〈第1回〉マツヤ代表 鈴木の素人雑談義

 

こんにちは、マツヤ代表の鈴木です。

今回は店舗や業界の情報やお知らせといった内容ではなく、日頃の生活から代表が何となく感じていることを「なんでかなぁ~?」「こういうことじゃないのかなぁ~?」と書き述べる『素人雑談』のコーナーです。「素人」と銘打ってますから専門的な内容にはならないでしょう。井戸端会議の延長程度かもしれません。まぁ、暇つぶしにでもご笑読いただければ何よりです。

 

 

 

選挙へ行くこと、立候補者へ投票すること、これが政治に参加することの第一歩です。

 

 

 

◆若者が選挙へ行かない理由

選挙へ行かない理由を挙げる時、自身の若かりし頃を思い出せば容易に思いつくことでしょう。

 

・政治に関心がない

・投票所へ赴くのがめんどう

・誰に投票すれば良いかわからない

・投票したって変わらない

 

私も若い頃はそう思っていました。

しかし、三十代を迎えた辺りからでしょうか。自分が社会の一員であるという自覚を持ったからなのか、自分が政治的な意見を持つようになったからなのか、あるいは「投票は国民の義務」を履行しようと思い立ったからなのか、おそらくその全部なのでしょうけれども、投票へ行くようになりました。

 

ならば、ある程度の年齢を重ねれば自然と選挙に関心を持ち、投票へ赴くだろうということになります。確かにそうでしょう。しかし、自身の経験として、早くから投票しておけば良かったと感じたことも事実です。

 

選挙へ行くことが即ち政治参加であるという考えが生じたからです。

 

 

 

◆若者が選挙へ行った方が良い理由

選挙で誰かしらの立候補者へ投票する……この基本を行っていない人は、前提として政治に対して文句を言う資格がありません。政治に参加していないからです。

 

当選して国政や地方の行政に携わっている政治家は「国民(県民・市民・町民・村民)のために」と口を揃えます。それが仕事ですから当然でしょう。しかし、心の奥底にある本音はどうでしょうか?「自分を当選させてくれる国民(県民・市民・町民・村民)のため」なのではないでしょうか。

 

・投票したって変わらない

 

若者がこう思っていて実際に投票しないから変わらないという側面もあると考えます。だって政治家からしたら「どうせ自分に投票しない若者の意見を聞いたところで……」となりませんか?だから、自分に投票してくれそうな高齢者へ向けた政治に偏りがちなのです(多少の個人的偏見あり)。なので、選挙へ行くことが自分の意見を間接的ながらも伝える手段の1つになることがわかると思います。

 

自分1人が投票したところで……

 

はい、だから多くの若者が投票する、投票をするだろうと思わせることが肝要です。そうなれば多くの政治家が若者の意見を本腰入れて聴くようになるでしょう。自分1人が……と思いながらも投票することに意味があります。多くの若者が同じような感覚を抱きながらも投票すれば、その合計は結構な数に達していたなんてこともあり得ますから。

 

結局のところ政治家を動かさなければ政治は変わらない。政治家を動かすのは然るべき候補者への投票なのです。その政治家が良い働きをしなかった時に「次はお前へ投票せんぞ!」と言うために。これが政治家に対する最も手厳しい一言ですからw

 

政治家や官僚といった”お上”が国を動かしている。だから”お上”の言うことを聞いて、それに従うというのは古来より日本の悪しき伝統です。民主主義は言葉の通りに「民(たみ)」が「主(あるじ)」なのですから、政治家というのは民の代表として議会へ送り出しているに過ぎません。それを「〇〇先生」などと呼んで崇めるのではなく、礼儀として先生呼びしても内心では「私の一票はお前に投じたんだぞ。わかってるな?」くらいの心持ちが必要です。政治家の雇用主は民なのです。

 

それがいつしか政治家という専業となり(本質的に政治家は本来の職業を持っている人が兼業でなるものです)、世襲となり、利権と既得権益にまみれ、保身と面目ばかりを第一に考える人材ならぬ”人罪”の集まりになって数十年以上が経過しています。

 

これ、どうやって変えるの?

 

投票する側が変わらない限り、変わらないでしょう。

 

〇〇先生とは昔からの付き合いがある。政治のことはよくわからんが、昔から〇〇〇党を推してきた。どこどこの、誰々の、後援会に入っている。こうした支持層によって組織票が投じられているから変わらないのです。これを変えるのは浮動票です。この浮動票に大きなパワーを与えるのは、これまで選挙に、政治に、無関心だった人が投票することなのです。ヘンなしがらみのない、各党の政策の善し悪しを基準とした、正しい浮動票による大きなパワーが現存の政治家たちに「それでいいのか?これまでのやり方でいいのか?」を突きつけるのです。民が主であり、政治家の雇用主なのですから。

 

 

 

では、誰に投票するか。こればっかりは多少なりとも勉強するしかありません。と言っても立候補者もしくは所属政党のウェブサイトへ行くだけです。最初は何もわからなくて構いません。書かれていることを読んでいれば良いです。読み続けていくと次第に疑問が沸いてきます。その疑問を1つ1つ解明していけば良いのです。最終的には立候補者がやらんとしていることがおぼろげながらでも見えてくるでしょう。それで充分です。

 

最終的に著者が言わんとしていることへと辿り着くという意味での読書と同じですね。

 

他には YouTube などの動画サイトに政治をテーマにしたチャンネルがたくさん存在しますから、それらを閲覧していくのも良いでしょう。右とか左とか、イデオロギーに寄ったチャンネルが多いのは難点ですが、そんなのは気にせず、幾つか閲覧していけば好みのチャンネルが見えてきます。何だか腑に落ちない、何となく違和感や嫌悪感を覚えるような動画を閲覧から外していけば良いでしょう。そして、相応に前知識を得たならば、最近は政党自体がチャンネルを持ち、政策などを発信していますから、そこへ辿り着くのも良いです。

 

そうやっていると自然と勝手に政治への関心が芽生えますから、関心を抱けば投票所へ赴くのも面倒ではなくなります。また、これについては期日前投票を利用する手があります。だいたい選挙が始まったらスグに役所などで投票所が開設されます。平日の午後8時くらいまで受け付けていることが多いので「日曜日の投票はちょっと……」といった人には便利です。だいたいにおいて期日前投票の方が混んでいないのでスグに投票できます。

 

一見しただけでは見えてきませんが、巡り巡って自分自身へと跳ね返ってくるのが政治参加であります。すぐには変わらないかもしれないけど気がつけば変わっているのが政治でもあります。その一端へ参加すること、その基本が選挙であり投票であると思います。

 

国の政治だと身の回りのこととして捉えにくいなぁと思えば知事選挙や市議会・区議会・町村議会への選挙で一度試してみることをおすすめします。もっと身近な事柄がテーマになっていますよ。

 

 

 

若者よ、選挙へGO!

 

 

 

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